注目F1ドライバー、ピエール・ガスリーは分刻みのスケジュールで大忙し!【F1女子のHonda Racing THANKS DAY2018レポート~前編~】

「Honda Cars CUP」の後は15分後に始まる「Honda Racing Kart Cup」のため、レーシングカート場へ。もちろんドライバー達はクルマで移動しますが、私は歩き。この調子だと、万歩計の最高記録を更新できそうです(汗)。

クタクタ状態でレーシングカート場に到着すると、すでにたくさんのお客さんが集まっていました。

それもそのはず。なんとこのプログラム、イベントに参加しているドライバー達がチームやカテゴリーの垣根を越えてガチンコバトルを繰り広げる、THANKS DAYでしか実現できないスペシャルなカート大会なんです!

カートは2人1組の混合チームでガスリーは昨年のカート大会勝者、塚越広大選手とペアを組むことに。決勝前に行われた予選でスターティンググリッドが決まり、ポールポジションは山本&松下信治組。ガスリー&塚越組は4番手からスタートです。

決勝は12周で争われ、ドライバー交代のタイミングは自由。スタートすると、毎周繰り広げられる激しいサイド・バイ・サイドのバトルに、お客さんも大興奮!

6周目、ガスリーが塚越選手と交代しコースに出ると素晴らしいオーバーテイクを見せ、11周目にトップに浮上しました!!

実はこのカート大会、毎年「何やってるの!?」と目を疑うようなとんでもないハプニングが起こるのですが(レース前に山本選手が『親御さんはお子さんに見せないようにしてください』と言うほど(笑))、今年はおとなしめで真面目な(!?)レース展開となりました。

それでもドライバー達の素晴らしいドライビングテクニックを目の前で見れ、あっという間に12周が終了。

見事優勝したのは、ガスリー&塚越組! 2番手にバトン&小暮卓史組、3番手は野尻智紀&ベルトラン・バゲット組となりました。

レース後の表彰式では、表紙台にトップ3ドライバーがぎゅうぎゅう詰め……(笑)。ガスリーは「もう次のシーズンが始まった感じだよ! 勝てて嬉しい。ありがとう」と、満面の笑みを見せてくれました。

しかし、いつまでも喜びにひたっているわけには行きません。次は40分後に始まる、THANKS DAY名物「Honda Racing THANKS Ceremony」のため、ロードコースへ移動します。

セレモニーではステージ前に敷かれたレッドカーペットの上をゲスト達がファンサービスをしながら歩いていくのですが、ガスリーは誰よりも多くファンサービスをしている姿が印象的でした。

そしてセレモニーには、トロロッソチーム代表のフランツ・トスト氏の姿も!

セレモニーでは八郷隆弘社長、ドライバー&ライダー代表者の挨拶があったのですが、その間身体を縮めて寒そうだったトスト氏。この日の気温は6.9度。風邪をひいていないか心配です。

怒涛のスケジュールが終わり、これにて前半終了! ほとんど休憩が取れなかったであろうガスリーですが、それでも笑顔を絶やさなかったのは彼自身もこのイベントを楽しんでいたから!?

後半はまた後日レポートしますので、お楽しみに~☆

(yuri)

この記事の著者

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yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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