最新のファミリーカー選び!オンリーワンの価値を持つ3列シートミニバン5台!

いまや日本の典型的なファミリーカーといえば3列シートのミニバンという時代です。新年度になって子どもが入園、進学したことでファミリーカーの購入を考えてしまう時期、オンリーワンの価値を持つ3列シートのミニバン5台を紹介しましょう。

●燃費ナンバーワン
トヨタ・プリウスアルファ 270~320万円(7人乗り)

エコカーの代名詞ともいえるプリウスの7シーターが「プリウスアルファ」です。1.8リッターエンジンとフルハイブリッドシステムの組み合わせで、JC08モード燃費は26.2km/Lとミニバンではダントツ。常に3列目に誰かが座るのではなく、エマージェンシー的に使うのであればキャビンスペースも十分といえそうです。

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●クリーンディーゼル搭載は唯一
三菱デリカD:5  341.9~393.4万円(ディーゼルエンジン搭載グレード)

ハイブリッドと並んで、いま注目されている環境ユニットがクリーンディーゼルエンジン。3列シートのミニバンで、そのクリーンディーゼルを唯一搭載しているのが三菱のデリカD:5となります。ディーゼル搭載車の駆動方式は4WD、360Nmという余裕のトルクながら、JC08モード燃費は13.6km/Lと優秀な数値になっています。

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●安心の人気ナンバーワン
日産セレナ 216.3~315.84万円

FWDグレードにスマートハイブリッドを採用して15.2km/Lというミニバンナンバーワンの燃費性能を実現するセレナ。基本的に小型車枠に収まる扱いやすいボディサイズと相まって人気は高く、2012年の販売台数96020台でミニバントップ。まさに安心の選択といえそうです。販売台数ではホンダ・フリードのほうが多いのですが、フリードの場合は2列シートのスパイクも含めた数字なので、純粋に3列シートのミニバンとしては、このセレナがトップなのです。

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●レア度ナンバーワン?
ホンダ・エリシオンプレステージ 334~419.7万円

名前の通り、プレステージ性を持つ最上級ミニバンとしてホンダが用意しているモデルですが、 2012年の販売台数、1200台足らずで月平均二桁という希少車。最上級モデルらしく、電動スライドドアやスマートキー、カーナビゲーションなどは標準装備。エンジンは2.4リッター4気筒DOHCと3.5リッターV6のラインナップとなっています。

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●最新のインポートミニバン
プジョー5008 300~330万円

ファミリーカーとして3列シートのミニバンを選ぶにしても、個性を主張したいというならば増えつつあるインポート系ミニバンに注目です。2013年になった正規輸入がはじまったプジョー5008はヨーロッパでスマッシュヒットしたマルチパーパスビークル。エンジンは1.6リッターターボで、6速ATを介して前輪を駆動。JC08モード燃費は11.7km/Lです。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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