「真面目に作りすぎてイマイチ」だったレオーネを、大ヒット作・レガシィに生まれ変わらせた執念とは?【クルマ塾・SUBARU編】

大林さんのトークに続いては、工藤さんにも入っていただき、モータージャーナリスト清水和夫さんを招いてのトークセッションです。いきなり飛び出したのはインプレッサの開発初期において「直4・横置きもトライした」「SUVになるかもしれなかった」という秘話でした。

そして清水さんの「いまのインプレッサはGTカーになってしまった。コンパクトでバカっ速いクルマが欲しいね。キャッシュフローもあるんだから作れるんじゃないか。新社長にどう思うか聞いてみたい」といきなりのフック。「トヨタはラリー、三菱はPHV、スバルもがんばってほしい」と訴えます。

工藤さんも「当時はマニュファクチャラーチャンピオンを獲得するごとにブランド力が上がっていきました」とたたみかけます。

清水さんも「電動化も早かったスバル。1960年代には燃料電池も見据えていましたよね」と往時の先進性も振り返ります。鉛電池の時代から、スバルはキャパシタの開発もやっていたそうです。当時から自社開発へのこだわりがあったんですね。

航空事業部の先進テクノロジーなど、トークは脱線していきますが、MCの竹岡圭さんも含めての大盛り上がり。その雰囲気は動画をぜひご覧ください。

(撮影:前田恵介 文:畑澤清志)

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