ホンダと日立系の合弁会社がEV用モーターの研究開発拠点を新設

ホンダと日立系の合弁会社「日立オートモティブ電動機システムズ」が、電動車用モーターの性能向上を目的として研究開発拠点を新設するそうです。

同社は2017年7月、日立オートモティブシステムズとホンダの出資により設立、電動車向けのモーター開発や製造販売を手掛けています。

これまで本社内で研究開発を進めていたそうですが、完成車メーカー各社が電動車開発を強化するなか、基幹部品となるモーターの需要が増しており、今後の電動車普及を見据えて新たに拠点を設けて研究開発を強化することにしたもので、耐久試験棟も刷新するほか、技術者などの新規採用も検討しています。なお、総事業費は約100億円。

国内外でモーターの生産を計画しており、国内は2019年度に茨城県のひたちなか市で生産を開始する予定。また海外では昨年11月に中国・広州市に新会社を設立しており、2020年度に車載モーターの生産を予定。

新聞報道によると、新拠点は2019年4月に稼動予定で、モーター性能のほか、生産技術や品質向上などの研究も手掛け、モーターの競争力を高めるとしています。

Avanti Yasunori

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【関連リンク】

日立オートモティブ電動機システムズ
http://www.hitachi-automotive-ms.co.jp/

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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