スズキがインド市場へのEV導入にあたり、プロトタイプ車の試験を開始すると発表しました。
試験車両は既存の「ワゴンR」をベースにEV化したもので、マルチ・スズキのグルガオン工場で製造。10月からインド市場に50台投入してテストするそうです。
マルチ・スズキの鮎川代表取締役は、「今回の複数の地形や気候条件下でのテストが、新技術の検証と今後の開発に役立つと共に、ユーザーにとって信頼性の高いEV開発に繋がる」としています。
各報道によると、同社はトヨタ自動車と協力して2020年4月を目処にインドでEVを発売、同年にグジャラート工場で自動車向けリチウムイオンバッテリーの生産についても計画している模様。
こうした、より厳しい環境下での開発は鮎川氏の言うとおり、同社の今後のEV開発に大いに活かされることになりそうです。
(Avanti Yasunori・画像:Maruti Suzuki)
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