【新車】日産・リーフNISMOが新登場! 航続可能距離を短くしても「走り」と「スタイル」にこだわる

走りの面では、専用サスペンション、18インチタイヤ、車両制御により、高速走行時の直進安定性、ハンドリング向上が図られています。さらに、加速フィールも向上。専用VCM(Vehicle Control Module)により、加速感に加えて、減速感も引き上げられていて、とくに「B」レンジに入れて、「e-Pedal」をオフにするとノーマル仕様では味わえない走りが引き出せるとしています。

なお、「B」レンジの「B」は、ブレーキから命名されていて、リーフNISMOでは、「B」に新しい意味を考えようという社内の動きもあったそう。その攻撃的な走りから「BadBoy」なんて案も出たとか(もちろん、オフィシャルな見解ではありません)。

さて、テストコースで試乗する機会があり、上記の「Bレンジ+e-Pedalオフ」を含めていろいろなモードを試しました。Dレンジでも元々、電動車らしい発進時からスムーズで、力強い加速感が得られますが、「Bレンジ+e-Pedalオフ」すると加速感はより鋭くなります。街中では、Dレンジのままでも十分でしょうが、ワインディングや高速のようなステージで走りをより楽しむ際に重宝しそう。

なお、110kW/320Nmという最高出力、最大トルクは、ノーマル車と同じですが、一充電走行可能距離(JC08モード)はノーマルの400kmから350kmに短くなっています。

装備では、LEDヘッドランプ、18インチタイヤ(コンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5 225/45R18)&18インチアルミホイールを標準装備。さらに、ファブリックの専用シート表皮を標準化するほか、寒冷地仕様、プロパイロット&プロパイロットパーキングがオプション設定されています。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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