エンジンの魅力だけじゃない。ロングドライブで分かったボルボ・XC60 D4の無敵っぷり

ボルボのプレミアムSUV、XC60に待望のディーゼルモデル「D4」が追加されました。さっそく試乗車を借り受けて、北海道から東京まで1100kmのロングドライブを敢行したのですが、ディーゼルエンジンの素晴らしさに加えて、ロングツアラーとしてのさまざまな魅力に気付いたのでご報告しましょう!

千歳空港でクルマを借り受けて美瑛町。そこから苫小牧まで南下してフェリーに乗り、八戸からみちのくの旅へ。XC60でこうしたルートを案内するナビゲーションシステムは、オーディオやエアコンなどとともに「SENSUS(センサス)」というインフォテインメントシステムに統合されています。

コントロールは一部音声でも可能ですが、もっぱら使うのはダッシュボード中央部にあるタッチスクリーン式の大型ディスプレイ。このディスプレイはサイズが9インチあるうえに縦長なので、カーナビの地図表示などには非常に役立ちました。そのほかBluetooth経由で電話ができたり、Apple Car Playを通じてiPhoneをコントロールすることも可能です。

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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