【週刊クルマのミライ】ブリヂストンが発明した樹脂とゴムのハイブリッド素材でタイヤはどうなる?

先日、ブリヂストンが世界初となる画期的な発明を発表しました。それはゴムと樹脂を分子レベルで合成させたという新素材「HSR(ハイストレンジスラバー)」です。

発表会の場では加硫していない生ゴムとHSRを輪ゴム状にして引っ張ってみるといったデモンストレーションもありましたが、生ゴムがパチンと切れてしまうのに対してHSRは加硫による弾性があるかのように伸びて切れることはありませんでした(もちろん、加硫していないので伸びっぱなしになってしまいますが)。

現在、タイヤに求められる性能を満たすための素材としては、生ゴムが合成ゴムを上回っている状態で、いくら合成ゴムが進化したといっても生ゴムが理想の素材であることに変わりはありません。しかし、HSRはおそらく史上初の生ゴムに代わるタイヤ素材のエースとなる合成ゴムなのです。正確には、ゴムと樹脂のハイブリッド素材ですけれど……。

今はまだラボレベルというHSRですが、それでもHSRをメイン素材としたタイヤは試作されているといいますから、遠からずタイヤのカタチになって世の中に披露されるであろう近未来の素材なのです。では、HSRがタイヤのメイン素材となったときには、どのような変化が出てくるのでしょうか。

『クルマのミライ』の最新記事

【週刊クルマのミライ】完全自動運転こそ究極の安全装備。ボルボとエヌビディアが自動車用AIコンピュータの共同開発を宣言
【週刊クルマのミライ】ホンダ・CR-Vの初速発表。ハイブリッドよりダウンサイジングターボが人気!
【週刊クルマのミライ】クルマのミラーレス化はプレミアムブランドの差別化ポイントになるか?
【週刊クルマのミライ】スバル・フォレスターに初採用された「e-BOXER」の横展開に期待大
【週刊クルマのミライ】逆走事故を防ぐために標識検知機能の標準化を急ぐべき!

この記事もよく読まれています

あなたにおすすめの記事