【新車】ダイハツ・ハイゼット トラックがマイナーチェンジ。軽トラック初の衝突被害軽減ブレーキを搭載

ダイハツ・ハイゼット・トラックが5月14日に一部改良を受けました。最大の目玉は、衝突回避支援システム(衝突被害軽減ブレーキ)である「スマートアシストⅢt」の採用です。

軽トラックとしては初、またダイハツのMT車としても初となる衝突回避支援ブレーキ機能を搭載。「スマートアシストⅢt」の開発・採用に関しては、軽トラックユーザーの使用用途として、業務用途のみならず日常用途との兼用が増加している点に着目したそう。

さらに、近年の安全志向の高まりや、軽トラックユーザーの高齢者比率が増加していることなどを受けて、軽トラックに最適化させた仕様の「スマートアシストⅢt」を新たに開発したとしています。

同システムは、「スマートアシストⅢ」に採用されている世界最小サイズのステレオカメラを搭載。軽トラックの車両特性に合わせて、安全に減速し、衝突回避または被害軽減させるため、作動速度域を最適化。

また、「スマートアシストⅢt」の採用により、「SAⅢt」グレードに、VSC&TRC、エマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドシステム(AT車のみ)、IR&UVカットガラス(フロントウインドゥ)、トップシェイドガラス、バニティミラー(運転席)が用意されています。

「スマートアシストⅢt」以外では、フォグランプをLED化するとともに、ベゼルのデザインが変更されています。さらに、フォグランプのLED化に伴い、「スタイリッシュパック」とLEDヘッドランプを統合して「LEDパック」として新たに設定。また、フロントグリルとフォグランプベゼルをダークメッキからシルバーメッキへ変更されています。

ほかにも、「選べるカラーパック」にIR&UVカットガラス(フロントウインド)を追加するとともに、「農業女子パック」にトップシェイドガラスが追加されています。ハイゼット トラックの価格帯は、680,400円〜1,398,600円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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