しかし、ノート シーギアはそうしたアウトドアイメージだけを求めませんでした。コテコテのアウトドアテイストをめざすのではなく、都会的なイメージも感じられるテイストに仕上げました。よって、ガードとしての機能を重視するなら無塗装の素地のままのほうが理にかなっているのですが、ノート シーギアではこれらパーツをあえてダークメタリックに塗装しています。その塗色にもこだわりがあって、じつはR35GT-Rのアンダー部分と同じ色を採用しているのです。
これらパーツに艶と渋さがあるだけでずいぶんと印象が上品になります。
さらに、ダークトーンだけだと地味になってしまうところを、上手な差し色でバランスを取っています。それが、フォグランプを囲むフィニッシャーです。このグリーンのアクセントカラーは、トレンドのアウトドアアイテムに採用されている世界観のものを色として用いて、ファッション性を持たせるとともに、ハイテク感を演出してくれます。