ボディは軽いほうがいい。300ZXは2シーターでも1325kgある。将来的に大きなハンディになる。レーシングカー的に作るのがベストだ。
「計器類やダッシュボードもいらないの?」ドアの内張りをはいでいると、大川さんはすでに難関とされている計器部分に取りかかった。これを外すのは難しい。「もう配線なんか分かんなくなる。これECCSのフルコンピューター式だから大変」。
しかし、室内はみごと裸になった。この所要時間は約3時間。ついでにフロントノーズ部もはずしてみた。より大型のノーズ一体式スポイラーを作るときの参考になる。