【クリッカーオブザイヤー2017】クリッカー読者にもっとも支持されたのは「スズキ・スイフト/スイフトスポーツ」

「クリッカー・オブ・ザ・イヤー(clicccar of the year)」は、読者による選考も考慮してその大賞を決めていますが、その際に読者からだけの投票を集計したのがクリッカー・オブ・ザ・イヤー読者賞です。

読者投票による第1位は、スズキ スイフトシリーズでした。

代表的な意見は、
「早い、安い、旨いの3拍子揃った車」
「コンパクトでスイフトスポーツがあり、走りも期待出来て、そこそこの収納スペースに人も乗り、お値段も手頃な価格で、燃費も悪く無い」
「スイスポ本体が200万円しない」
「日本の道にあった運転のしやすさと、コストパフォーマンスの高さ」
「運転が楽しく移動する事が快適な車と思いました。価格も含めて実用性でも評を入れたいと考えます」
「僕は今15歳なのですが、田舎で車が必須な地域にも関わらず、同じ年代で車好きな人が周りにほとんどいません。そこで、僕のような若者が将来乗れるような安くてカッコよくて、楽しい車がスイフトだと思ったから投票しました。86やロードスターなどもありますが、まだまだ高すぎると思います。そんな将来のことも考えてスイフトに投票しました」
「軽量化、走る楽しさを追求した車だから」
「スイフトスポーツのコスパは抜群!他のメーカーも見習って欲しい」
「軽量化の恩恵なのか重心が低く感じ、ストロークの大きなサスペンションと相まって、路面に吸い付くようなしなやかな走りが印象的でした。また、歩行者検知など先進の運転支援機能が選べるなど、コストパフォーマンスに優れた車と思いました」
「ハイブリッドやガソリンといった様々なパワートレインを用意しているのも魅力を感じました」
「スイフトスポーツは手に届く範囲内で買えるスポーツカーとして、非常に魅力的。正直、購入しようか迷い中です」
「スイフトスポーツの価格が200万円未満というのは、性能に対するコストパフォーマンスが世界一だと思うところ」

まさに、身の丈に合う等身大のクルマであり、かつハイパフォーマンスなスイスポの人気が幅広く読者の心を掴んだようです。

2位以下のご意見も以下に掲載いたします。

●2位:マツダ ロードスターRF

「ロードスターとしては新しい形のハードトップ。マツダの勢いを象徴している」
「大人の遊び心を刺激するスポーツカーは、現状では唯一無比かと思います」
「86やBRZはどちらかと言うと若者向けに思えていたので、年をとってからも乗りやすい車だと思います」
「FR MT 2シーター 2ドア オープン。全てが貴重な車」
「開閉のスタリッシュさも抜群」
「色んな意味で不安だし耐候性も気になるのでハードトップは好き」
「現行モデルでまさかのファストバックとしたことのアイデアは面白いと思った」
「運転の楽しさと外観の格好良さ、ルーフの展開の美しさ、機能美とデザインを併せ持った、車の持つ移動手段という役割ではなく、走ることの楽しさを追求した唯一の存在だと思う」
「惚れ惚れするデザイン! 車体の軽さ2リッターの余裕! 思わず買ってしまった」
「スポーツカーが好きで所有してみたい」
「あの美しいデザインを一度見てしまったら投票せざるを得ません!」

●3位:日産 リーフ

「連続航続距離、ユーザビリティ、デザインなど先代モデルのウィークポイントを着実に潰してきた印象。今のEVの中のベストバイ。日産の不正問題があり、カーオブザイヤーへのノミネートを辞退したが、車の出来や話題性共に、2017年を代表する一台」
「航続距離が400kmとなり、よく比較されるFCVには劣るが確実に航続距離が伸びているし、価格帯も手頃でインフラも整いつつある。また、ワンペダルでブレーキアクセルを制御できる技術も盛り込まれ次世代のドライビングを可能としてる点などが大変評価できると思う」
「近未来的な装備が多く装備され、国産メーカの中で次世代の電気自動車のリードしているから」
「完全電気自動車として、2017年の日本のEV市場を牽引してきたと思うから」
「二代目となり、何か色々とつまずいた感はありましたが、クルマとして純粋に欲しいと思いました。これなら電気自動車に乗ってみたいと感じさせる運転感覚でした。インフラや充電時間などのデメリットばかりが先行しがちですが、使い方によっては何ら問題にならないはずです」

●4位:トヨタ C-HR

「パッケージ、サイズ感、フィーリング、コスト。ベストバランスでした」
「ただインパネがツヤありのパネルで西日が当たって眩しいのに、マットブラックの化粧パネルがオプションでも設定が無いのはイケてない。パネルがマトモだったら乗り換えてたが、残念」
「今流行りの形、若者たちにもウケて何より低価格で買いやすい」
「デザイン…好きです! よく見ます。よく見るということは、よく売れたんでしょう。よく売れた車こそ(出来はどうあれ)ベストカーではないですかね」
「見た目の割には室内が広い。低燃費」
「今年一番街で見かけたクルマであり、それがカーオブザイヤーの必須条件だと思うから」
「トヨタらしくなく室内の広さを犠牲にしてスタイリングを優先させたところ」

●5位:アルファロメオ ジュリア

「スタイリッシュで内外装共にカッコいい。まだ試乗できていないのですが、アルファロメオ久々のヒットだと思います」
「何とか頑張れば手が出る価格なので、一番の買い替え候補になっています」
「伝統の復活。2018年F1も復活とワクワクさせるブランドのこれからに期待」
「ニュル最速セダンとして市販化されたためぜひ乗ってみたい一台」
「とにかくカッコイイ」
「先進装備も満載で乗り心地も格段によくなり、エクステリア・インテリアはまさにイタリアンデザインでドイツ勢と一線を画している」
「直感で運転したいと感じました。自動車を道具としてだけとは、割り切れない感情が湧きました」
「4ドアセダンとしてデザインが一番好きだから」
「ネーミング、スタイルなどトータルにカッコいいから」
「運転席に座っただけで、イタリアンの熱き思いを感じ血が騒ぎそう。アルファロメオの伝統の復活の象徴だから」
「アルファのひさびさのFR」
「斬新且つ、洗練された外観に今は、全廃されつつあるセダンの形。前衛デザインが、格好良いのは当たり前、リアデザインが、素晴らしい車は、皆無です。加えて、2018年からF1に名前が、再燃する期待感と車自体の躍動感が、素敵過ぎます。最後に、素直に一度ステアリングを握ってみたいと感じた車だからです」
「アルファロメオ伝統のFR復活!」
「後輪が駆動していることの気持ちよさをドライバーズシートのお尻でじかに感じたいです」
「打倒ジャーマンサルーン」
「色々なインブレッションを見る限りパワフルで乗りやすく大人のセダン、そしてデカ過ぎない、何よりイタリア車のセクシーなスタイリングデザインがグッド」
「久々のアルファロメオセダンでもあり、このクラスに新しい価値観を与えたから」
「久しぶりにクルマにエロさを感じた」

いかがでしょう。購入を検討されている方だけでなく、メーカー・インポーター・ディーラーの方、ライバル会社の方も貴重な意見をご参考になさってください。

clicccar編集長 小林 和久

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
続きを見る
閉じる