パワートレインはNA(自然吸気)1.5Lエンジン並みの高出力・高トルクを実現する1.0L直噴ターボエンジンを全車に採用。低速域から高トルクを引き出し、6速ATと組み合わせることで街乗りから高速でのロングドライブまで、余裕のある力強い走りを実現しています。
さらに、1.0Lターボエンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせはスズキ初。モーター機能付き発電機(ISG)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドが減速時のエネルギー回生や信号待ちのアイドリングストップ、発進/加速時のモーターアシストを行うので、燃費向上や静粛性アップに貢献します。
プラットフォームはボディ剛性と軽量化を両立させたHEARTECT(ハーテクト)を採用。車重は2WDで1トンを切る960㎏を実現しています。
サスペンション形式やタイヤサイズはイグニスと同じですが、専用チューニングを施し、低速時にはしなやかに路面の凹凸を吸収し、高速時にはフラットでしっかり感のある乗り心地を実現することで、乗員みんなが快適なロングドライブを満喫できる味付けになっています。
4WDは通常走行では前輪側寄りに駆動力を配分し、滑りやすい路面では前後輪に最適な駆動力を配分する、ビスカスカップリング式を採用。ぬかるみや滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロール、急な下り坂で車速を抑えるヒルティセントコントロールに加えて、パワフルでスポーティな走りを実現するスポーツモード、雪道やアイスバーンでスムーズな発進をサポートするスノーモードを追加しています。
先進安全装備も充実。ハイブリッドMZには単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせた「デュアルセンサーブレーキサポート」を標準装備。さらに、スペーシアと同様に、スズキ小型車初の「後退時ブレーキサポート」と「後方誤発進抑制機能」を採用(ハイブリッドMXはセーフティサポートパッケージに装備)。車の周辺状況を確認できる全方位モニターには、新たに「3Dビュー」機能をスズキの小型車で初採用。
ハイブリッドMZにはカーテンエアバッグ、サイドエアバッグを含めて6つのエアバッグが標準装備(ハイブリッドMXはセーフティサポートパッケージ装着車に装備)され、安心・安全なドライブをサポートしてくれます。
試乗会場(幕張周辺)をチョイ乗りしただけですが、「本当に排気量1.0Lなの?」って思うぐらい力強く加速してくれます。ターボ付きとはいえ、広報資料に書いてあった「1.5LNA並みのトルク感」という納得できます。
以前試乗したハスラーに比べると、当たり前ですが幅も長さもあるので室内に余裕があり、車の動きもどっしりと落ち着いています。マイルドハイブリッドのおかげで静かだし、スピードを上げても安定感がある。小回りは利く(最小回転半径は4.7m。ハスラーは4.6m)のですが、全体的に動きがマイルドなのは意外でしたね。
試乗車のハイブリッドMZには後席にテーブルが付いていて、左右単独でシートスライドできるので「女子会ドライブ」のトークが弾みそう。しかも、シートが防水仕様で、荷室の床とシート背面が汚れを拭き取りやすい素材で出来ているので、汚れたままの遊び道具も積めちゃう。東京モーターショーで展示されていたみたいに、テールゲートにディーラーオプションの「カーテン&タープキット」を張って、イスとローテーブルを置いて「テールゲートパーティ」を楽しんじゃおうかな。
(文:湯目由明/モデル:かえ ひろみ/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)
■かえ ひろみ
グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中のかえチャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、初めての愛車は中古の先代トヨタ・プレミオ。購入後9ヶ月で走行距離が2万kmを超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。先日プレミオから、ハイブリッドセダン、SAIに乗り換えたばかり!
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かえ ひろみ
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