【東京オートサロン2018】トヨタが出展する「GRスーパースポーツコンセプト」は2020年に市販前提の超高性能PHV?

「TOYOTA 2000GT」(1967年)や「Lexus LFA」(2010年)等のスーパースポーツモデルを世に送り出して来たトヨタ自動車。

同社はモータースポーツ活動を通じてクルマを鍛え、人を鍛える「もっといいクルマづくり」の一環で、世界ラリー選手権(WRC)や世界耐久選手権(WEC)をはじめ、国内ラリーやレースに参戦しており、それらの活動で得られた技術や知見を市販車開発に繋げています。

昨年9月には「GRシリーズ」を発売。今年の東京オートサロン(1/12-14)では、「マイスターズワークショップ」を出展テーマに様々なモータースポーツへの挑戦と、その挑戦から生み出された数々のクルマを紹介し、カスタマイズする楽しさを訴求。クルマがこれからももっとワクワクする存在であり続けることをメッセージとして伝えるそうです。

そして同社が今回のオートサロンで「ヤリスWRC」、「TS050 HYBRID」等のモータースポーツ参戦車両に加えて初出展するのが「GRスーパースポーツコンセプト」です。

レーシングカーさながらのエクステリアが特徴で、詳細スペックは公表されていませんが、噂では専用開発のプラットフォームに800ps/70kgm級の高出力を発生するPHVシステムが搭載される模様で、2020年頃の市販が想定されているようです。

この「GRスーパースポーツコンセプト」の市販化が実現すれば、冒頭の「2000GT」や「LFA」に続くスーパースポーツモデルとなるのは間違いないだけに、東京オートサロン2018での公開が待たれます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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