R34 スカイライン GTターボに、スカイラインの真髄を見た(その3)【等身大インプレ】

R34 スカイライン GTターボの走りに夢中になり過ぎて、使い勝手に関するレポートを後回しにしてましたネ。

フロントシートは純正でしたが、腰痛持ちの筆者が長時間運転しても大丈夫。直座位置は、現在の腰高水準と比較すると低めでスポーティ。セダン派生らしく、頭上空間も適度に備わっています。

注目はリアの居住性です。R32では「さすがに狭すぎ」と苦言が出たため、R33でホイールベースを伸ばして改善したら、今度は「スタイルが落ち着き過ぎ」と評されてしまいました。R34ではホイールベースを縮めるも、R33と同等の必要十分なリア居住性を確保しています。

実際にR34のリアシートに座ってかつての愛車R32と比較すると、頭上空間と足元、特に足元が大きく改善されていることがわかります。もっともR34が広いというよりも、やはりR32が狭すぎでしたネ。トランクも高いデッキのおかげで過不足のない容積を確保。R34はファミリーユースでも必要にして充分なユーティリティを備えているクルマでした。