R34 スカイライン GTターボに、スカイラインの真髄を見た(その3)【等身大インプレ】

箱根ターンパイクに続き、R34 スカイライン GTターボで芦ノ湖沿いの山坂道から御殿場方面に抜けていきます。

低中速でタイトなワインディングが多いので、多年式多走行車には厳しいステージかと思いきや、さにあらず。ステアリング、アクセル、ブレーキに至る全ての操作でクルマに負荷がかかるため、ブッシュやマウント類の経年劣化を打ち消してくれます。

FRの素直な挙動やMT操作と相まって、ハンドリングは「ファン」の一言に付きます! ヘアピンカーブ(古っ)でも軽快な動きで内側に切り込んでいきますし、ヒール&トゥをちょいちょいかましながら、コーナー出口から軽くダッシュをかけるのもまた楽し。

低中速域でもクルマが小技を受け止めて、思い通りに動いてくれるので、本当に爽快なドライブをエンジョイすることができました。

一般道の山坂道は車線が狭いところが多いですが、R34スカイラインのサイズだと気にせずに走れるのが良いですね。とにかく走りが楽しいものだから、御殿場から山中湖に出てからも、道志を抜けて山坂道のドライブを堪能。更に25年間保有した愛車R32に近い運転感覚が懐かしいこともあって、結局高速を使わずに一般道で都下の自宅まで走ってしまいました。