レンタカー店で受け取ったR34スカイライン GTターボの5MT仕様は、鮮やかなブルーメタリックの2ドアで、大型のリアウイングが迫力を演出。ただオドメーターは、なんとなんとの18万km超。社外車高調サスと大口径マフラー、17インチの偏平タイヤが装着されていますが、エンジンやシートはノーマル状態のようです。
キーを受け取って運転席に乗り込んだ瞬間、かつての愛車R32の感覚がよみがえってきました。両車ともプラットフォームを共用しているために、お尻とペダル、ステアリングとシフトノブの位置関係が限りなく近しいのですネ。メーターや吹き出し口の位置も、ほぼ変わりません。操作したら、クルマに慣れる前に体が覚えていたという感覚でした。
実際、レンタカー店の敷地から道路までの数メートルを運転しただけで、体がクルマに馴染んでいたのは本当に不思議な感覚でした。ただ店舗から出る小さい段差で、ボディが「ガタンゴトン」と音を立てて揺れた時はさすがにガッカリ。いかにも使い古したタクシーに乗っているような感覚だったので、正直「24時間もレンタルしたのは失敗だったか!?」と思いました。