会場には様々なレーシングカーが展示されていましたが、中でも一番人気だったのがホンダモータースポーツゾーンにある2017年インディ500優勝マシン、アンドレッティ・オートスポーツDW12。
通常、このようなイベントではショーカー(展示用車両)が展示されるのですが、なんとこのDW12は実際にレースで使用した車両なのだそうです! このマシンに佐藤琢磨選手が乗り、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでトップチェッカーを受けたのかと思うと感慨深いですよね。
またブース内のモニターではインディ500の映像も流れており、訪れた人は足を止めあの感動をもう一度味わっていました。
この他にもマクラーレン・ホンダF1 マシンや、スーパーフォーミュラ参戦マシンDallara SF14 15号車(TEAM MUGEN ピエール・ガスリー使用 )、2017年ロードレース世界選手権MotoGPクラス出場車RC213Vなどが展示されていました。
そして2017年シーズンのF1パワーユニット(RA617H)、インディ用エンジン(HI17TT)、スーパーフォミュラ用エンジン(HR-417E)が横並びに展示されており、カテゴリーごとに全く違う構造のエンジン(パワーユニット)はとても興味深いものでした。
モーターショーではレースに参戦している自動車メーカーのブースに注目しがちですが、忘れてはいけないのが部品メーカー。
佐藤選手がNGKスパークプラグの広告キャラクターを務めている日本特殊陶業ブースには、佐藤選手のヘルメット、シューズ、レーシングスーツが飾られているのですが、なんとこれらも全て今年のインディ500で実際に使用していたものなんです!
ヘルメットの汚れが、インディ500の激闘をものがたっていますね。
そしてこれらが飾られているショーケースに直筆サインを発見! こちらのサインは、10月27日(金)に佐藤選手が日本特殊陶業ブースを訪れた際に書いてもらったのだそうです。
何日か前に同じ場所に佐藤選手がいたと思うだけで、ドキドキしちゃうのは私だけ!? これからモーターショーに行かれる方、書きたてホヤホヤのサインは必見ですよ!
国内で人気のスーパーGTやスーパーフォーミュラのマシンも展示されていました。
スーパーフォーミュラを主催する日本レースプロモーションとパートナー契約を結ぶ、日立オートモティブシステムズのブースでは、スーパーフォーミュラマシンのコックピットに乗り込み、鈴鹿サーキットを疑似走行できる「VRスーパーフォーミュラ」の体験コーナーがありました。
こちらは小学生以上であれば誰でも乗車可能なのですが、70分待ちと大人気! 体験されたい方は時間に余裕をもって行動することをおススメします。
国内、外のレーシングカーやお宝グッズをたくさん見る事ができ、モータースポーツ大好きな私も大満足だった「東京モーターショー2017」は、11月5日(日)まで東京ビッグサイトで開催中です。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(yuri)
【関連リンク】
東京モーターショーオフィシャルホームページ
http://www.tokyo-motorshow.com