1万円以下の低価格帯モデルと、2万5000円〜3万円の高価格帯に2極化しているドライブレコーダー。東名高速道路の事故(事件)が報道されて以降、慌てて店舗に駆け込んだり、ネットで探したりしている人もいるかもしれません。店舗やネット上では欠品も出ているケースもあるようです。
ドライブレコーダーは、シガーソケットから電源を取るのが一般的なので、万一の事故時に衝撃で外れたり、クルマのバッテリーや電装系が破損してしまうなど、電源喪失してしまう可能性もゼロではありません。そんなの内部電池で録画が続けられるのでは? と思うかもしれませんが、ドライブレコーダーは大別するとバッテリー内蔵型とスーパーキャパシタ型があります。
少なくとも電源喪失時の予備電源確保を謳っているモデルを選びたいところ。なお、パッケージや取扱説明書を見ても電源喪失時を謳っていないドライブレコーダーもありますので、その際は購入前にメーカーに確認するのが無難かもしれません。。
アプティが10月2日に発売した「Drive Pro」の新機種「DrivePro 110(TS16GDP110K-J)と「DrivePro 230(TS16GDP230K-J)」は、SDメーカーのトランセンドジャパンが開発した人気ドライブレコーダーシリーズで、いずれも直結ケーブル同梱モデルです。
今回、発売された「DrivePro110」「DrivePro230」は、前機種に対するユーザーの声を元に改良が施されています。優れたイメージセンサの採用により、低光量でも鮮明な映像を記録できるほか、スナップショット撮影や緊急録画、夕暮れ時やトンネル走行時にヘッドライトの点灯をドライバーに促すヘッドライト・リマインダー、長時間運転アラートなども用意。
さらにバッテリーを搭載し、事故などで電源供給が絶たれた場合も内蔵リチウムポリマーバッテリーから給電を行うことで、映像の記録を約30分続けることが可能。取り付けも容易で、電源はシガーソケットから供給され、操作も簡単。
両モデルともに、画素数200万画素、視野角は130°のワイドアングルを確保。また、口径がF/2.0という明るいレンズを採用し、1080Pという高解像度の録画が可能です。さらに「DrivePro 230」はWi-Fi機能を搭載し、録画データをiOS、Android対応スマホなどにダウンロードできます。
(塚田勝弘)