【新車】新型日産・リーフがワールドプレミア!航続距離は400kmで価格は3,150,360円〜

2017年9月6日、新型「日産リーフ」がワールドプレミアされました。まさに「見どころ満載」に仕上がっています。

バッテリー(ピュア)EVで最も気になる航続可能距離は400km(JC08モード燃費)となっています。なお、充電時間は、普通充電が16時間(3kW)/8時間(6kW)、急速充電(80%まで)が40分。

初代リーフの航続可能距離は2010年12月の登場時は200km(バッテリー容量は24kWh)でしたが、マイナーチェンジで距離を延ばし、2012年11月に228km(24kWh)、2015年11月には280km(30kWh)版も登場。新型リーフは初代登場時から倍増したことになります。

バッテリー容量を先代の24kWhもしくは30kWhから40kWhに大容量化。なお、リチウムイオン電池は、先代と同じ体積でありながら初代登場時から倍近い容量に拡大され、エネルギー密度も高くなっているそう。

初代リーフは度重なる値下げを敢行し、バッテリーEVを普及させる難しさを感じさせましたが、価格も販売台数を左右する大きな要素でしょう。

あまり高いのでは「ノートe-POWERで十分じゃない?」となりかねません。もちろん、ノートe-POWERが売れるのも悪いことではもちろんないでしょうが、新型リーフはとにかく売りたいはず。気になる新型リーフの価格は「S」が3,150,360円、「X」が3,513,240万円、「G」が3,990,600円です。

なお、先代の主要3グレートの価格は「S(24kWh)」が2,803,680円、「S(30kWh)」が3,197,880円、「X(24kWh)」が3,254,040円、「X(30kWh)」が3,648,240円、「G(24kWh)」が3,624,480円、「G(30kWh)」が4,018,680円。

新型リーフは40kWhのみですので、性能や機能などが大幅にアップしているにも関わらず、単純に価格だけを比較すると(主要装備の有無などは現時点では不明ですが)先代の30kWhと比べても47,520円〜135,000円も引き下げられています。

なお、サイズ的にはクラス下のBセグメントであるノートe-POWERは、1,901,880円〜2,734,560円(ニスモ仕様、モード・プレミア含む)。

これなら新型リーフの魅力である先進的なデザインや高い質感、「未体験の力強い加速」などの走りや最新安全装備、もちろんピュアEVとしてのステイタスなども考えて十二分に「買い」といえそうですし、日産の期待を超えるヒット作になりそうです。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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