ミライよりも未来的。専用の大画面ディスプレイが斬新な新型プリウスPHV

このところのセダンは高めの着座位置がトレンドでしたが、新型プリウスPHVではプリウスと同じ低重心プラットホーム「TNGA」を採用して、全席とも着座位置を低目に設定しています。特にフロントシートを下げると、一昔前のような腰の低い着座位置になるので、懐かしくもあり新鮮でもあり何やら不思議な印象を受けました。

リアシートは定員2名用と割り切り、リア中央に大型コンソールを設定してゆとりとパーソナル感を訴求。ただ荷室の床下に大容量駆動用バッテリーを搭載しているため、プリウス比で床を65mm底上げしており、荷室容積が縮小しているのは残念なところ。それでも日常や家族旅行等では過不足のない容積と使い勝手を確保しています。

(星崎 俊浩)

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http://3a.as-books.jp/books/info.php?no=NMS20170304