「Toyota Safety Sense P」のほか、シフトレバー操作と連動して自動的に作動と解除される電動パーキングブレーキを設定。さらに、「HOLD」スイッチを押してシステムONの状態にしておくことで、渋滞や信号待ちなどでブレーキを踏んで停車した時にブレーキを保持できるブレーキホールドを用意するなど、ドライバーサポート機能を強化。
得意とする内装の質感も上級パッケージの「Metal and Leather Package」を新設定することで、上級指向のユーザーニーズに応えています。
2.0L直噴ターボ仕様の追加に加えて、こうした安全装備、上級パッケージの追加などで、このクラスのSUVで競合となる輸入車にも十分に対抗できる商品力を整えています。
レクサスNXともさらに競合することになりそうですが、ハリアー人気がさらに加速するのは間違いないでしょう。実際に2017年6月は前年同月比191.9%の6,175台、7月は167.6%の5,598台となっています。6月の販売台数はマイナーチェンジ前モデルの大幅値引きを含めた駆け込み需要もあるかもしれませんが、マイナーチェンジ後の7月も勢いは持続しています。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)