「高度自動運転」の技術指針作りで日本がリーダーシップ!

今秋以降、国連で本格化する国際的な安全基準作りの前提となるもので、自動車メーカーやIT企業などによる開発を後押しする狙いがあるようです。

産経新聞によると、会合では自動運転車を使った輸送サービスなどもテーマとなることから、日本や欧州は過疎地等の交通アクセスや物流手段として、どのようなサービスを検討対象とするかを話し合うことになる模様。

政府は、国内限定地域で人流・物流の確保を目的に、無人走行車サービスの実証実験を実施した後、2020年を目処に民間ベースでの自動運転ビジネス展開を目指しており、自動運転車による観光地周遊などが実現しそうな状況になりつつあります。

Avanti Yasunori・画像:国土交通省)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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