「史上最強のスカイライン」を襲名した6代目の「ターボRS」は直4DOHCターボで武装!【スカイライン60周年】

苦難のオイルショックと排ガス規制の中、スカイラインは「ハコスカ・ケンメリ・ジャパン」で、日本のモータリゼーションを牽引してきました。ハコスカはGT-Rによるレースでの活躍、またケンメリとジャパンでは「直6・サーフィンライン・リア丸目4灯」で、個性とブランドを確立。そしてこれらの実績を背景にして、R世代の6代目スカイラインが登場したのです。

6代目R30スカイラインの特徴は、直4のショートノーズを廃止して、ロングノーズに一本化したこと。スタイルは直線と平面を基調とした骨太なデザインで、4ドアセダンと2ドアハードトップ、そしてワゴンを廃止して5ドアハッチバックを新設。少し遅れてバンもラインアップしています。

注目は、3代続いたサーフィンラインを廃止したこと。サーフィンラインがサイドプロテクションモールに変わったため、クルマ好きの間で大いに物議を醸したことを記憶しています。