FCV「ホンダ・クラリティ」のタクシー運用開始!6月末をめどに全6台を投入予定

ホンダが本年6月末を目処に、FCV(燃料電池車)「クラリティ フューエル セル」を使ったタクシー運用を開始すると発表しました。

帝都自動車交通、仙台タクシー、大宮自動車、日野交通の4社の協力を得て実施するもので、同社ではFCVの本格普及に向けてタクシー運用を通じて得られた走行データなどの様々な情報をフィードバックし、FCVのさらなる性能進化に向けた研究開発に取り組んでいくとしています。

満充填での走行距離が約750km、1回あたりの水素充填時間が3分程度と、ガソリン車と変わらない使い勝手や、セダンタイプのFCVとして初めて5人乗りを実現した居住性、電動車ならではの静かで力強くなめらかなドライブフィールなど、同車が持つ利点が活かせるとの判断のようです。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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