日産がプリンスを合併吸収した1966年から2年後の68年、3代目となる日産スカイラインが登場しました。
キャッチコピーは「愛のスカイライン」。当時のCMをネット動画で見ると、美男美女がスカイラインを乗りこなす青春の情景が眩しいほどロマンチック。しかも様々なシーンをシリーズ化していますから、否が応でもカーライフへの夢と希望が膨らもうというものです。
しかしながら、語り継がれた通り名は「ハコスカ」。「愛のスカイライン」のラブリーなイメージ戦略に反してあまりにも男前過ぎるあだ名ですよね。正直なところ、これほどメーカーと消費者の間で、イメージがかけ離れたクルマも珍しいと思います。