【スーパー耐久2017】エントリー8台!ST-3クラスにもディーゼル!開幕戦もてぎで見たマツダの大増勢

新型車の導入はST-5クラスのNDロードスターだけではありません。昨年ST-5クラスのデミオでディーゼルによる耐久初優勝を果たしたTEAM NOPROが新たなステップとしてアクセラディーゼル「DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D 」を導入。

2.2リッターのターボディーゼルであるアクセラが参加できるクラスはST-3クラスとなり、ライバルはレクサスRC350やIS350、トヨタマークX、日産フェアレディZ!全車カタログ値で300馬力周辺の中、170馬力のアクセラで挑むわけです。

実際、予選ではコース上で動かなくなるなどのトラブルもあり、決勝も完走が危ぶまれるほどのアクセラでしたが、無事に完走しチェッカーを受けています。

開発時間が足りず、マフラーすらレース直前に完成したというアクセラですが、この開幕戦を完走したことで膨大なデータを得ることが出来たとのことで、次戦のSUGOまでには大きくバージョンアップが施されることでしょう。

無謀?とも思えるアクセラデーゼルのチャレンジも含め、一気にエントリー8台となったスーパー耐久のマツダ勢。ことしのスーパー耐久はマツダ勢にも注目です。

(写真・文:松永和浩)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる