新型車の導入はST-5クラスのNDロードスターだけではありません。昨年ST-5クラスのデミオでディーゼルによる耐久初優勝を果たしたTEAM NOPROが新たなステップとしてアクセラディーゼル「DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D 」を導入。
2.2リッターのターボディーゼルであるアクセラが参加できるクラスはST-3クラスとなり、ライバルはレクサスRC350やIS350、トヨタマークX、日産フェアレディZ!全車カタログ値で300馬力周辺の中、170馬力のアクセラで挑むわけです。
実際、予選ではコース上で動かなくなるなどのトラブルもあり、決勝も完走が危ぶまれるほどのアクセラでしたが、無事に完走しチェッカーを受けています。
開発時間が足りず、マフラーすらレース直前に完成したというアクセラですが、この開幕戦を完走したことで膨大なデータを得ることが出来たとのことで、次戦のSUGOまでには大きくバージョンアップが施されることでしょう。
無謀?とも思えるアクセラデーゼルのチャレンジも含め、一気にエントリー8台となったスーパー耐久のマツダ勢。ことしのスーパー耐久はマツダ勢にも注目です。
(写真・文:松永和浩)