このところ電気モーターで走るクルマの評価が上がっています。新しい電気自動車という触れ込みの日産e-POWERを搭載したノートの販売は好調ですし、トヨタとしては初めて発電用モーターも駆動に利用するというプリウスPHV(プラグインハイブリッド)のパフォーマンスも好評のようです。
そうした電動車両、プラグインハイブリッドというカテゴリーでいえば、量産モデルとして元祖的存在なのが三菱アウトランダーPHEVでしょう。
2017年2月にビルシュタイン・サスペンションなどを装備した最上級グレード「Sエディション」の追加をするなど商品改良を実施したアウトランダーPHEVに公道試乗することができました。
今回の商品改良のポイントは大きく3つ。まず前述の通り最上級グレードとなる「Sエディション」の追加、そしてバッテリーマネージメントの改良による急速充電時間の短縮(30分→25分)とEVモードの拡大、そして歩行者検知タイプへと進化したプリクラッシュセーフティシステムです。