デトロイトで世界初公開された3.5リッターツインターボ搭載フラッグシップ 。新型レクサスLS

2004年に誕生した4代目LSは、2012年にスピンドルグリルを採用するなど大幅なフェイスリフトをするビッグマイナーチェンジをしていますが、基本メカニズムはそのままにモデルライフを過ごしてきました。

11年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型LSは、エンジン・トランスミッションを新開発しただけでなく、プラットフォームも新しい「GA-Lプラットフォーム」を採用するなど骨格から大きく進化しています。

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インテリアも一新されています。とくに水平基調のインパネは実際以上にワイドな空間を演出しているようです。

後席にはオットマン付きパワーシートを採用。空調などの操作はアームレスト部分にインストールされたタッチパネルで行なえるようになっています。

プリクラッシュセーフティにおいてもレクサスのフラッグシップに相応しい最新技術が採用されています。中でも注目は、自動操舵により歩行者との事故を回避する機能です。

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ブレーキだけでは回避できないとシステムが判断した場合、車線内の回避スペースを見つけて自動的に操舵制御し、歩行者との衝突回避を支援するという仕組みが世界で初めて採用されました。

こうした自動操舵技術は、ウインカー操作に合わせた車線変更支援など、幅広い領域での運転支援に活用されているということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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