アッパーボディのスペース効率と剛性アップによるキャビンの快適性向上に加え、フレームシャシーの改善ポイントとしてショックアブソーバーの改良も、乗り心地には効いているといいます。ちなみに、バネレートと呼ばれるスプリングの硬さは従来モデルと同等ということです。
さらに、アッパーボディにはもう一つ秘密がありました。
ルーフ内側の四隅にアルミシートを貼ることで、キャビン内の帯電を減らし、旋回時のスッキリ感を実現したといいます。トヨタのアルミシートといえば、スポーツカーの86やミニバンのヴォクシーなどに使われていることで知られている魔法のアイテム。
コースターにおいて効果的な理由については研究中ということですが、実際にアルミシートの有無で比較すると「効果は実感できる」といいます。これも、新旧比較で感じた快適性の違いを生んでいるのでしょうか。