センターコンソールを7cmも高めた新型CX-5のインテリア、インパネはどう「深化」したか?

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この高くなったセンターコンソールと左右のドアアームレストにより、インテリアの下側にボリューム感が増し、一新されたフロントシートにより乗員の下半身をしっかりと支える構造になっています。

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操作性では、シフトレバーの高さも操作しやすい位置まで高められているだけあって、腕をスッと自然に伸ばした場所にあって操作性の高さを感じさせます。また、ヘッドアップディスプレイをフロントスクリーンへの投影式に変更されたのも朗報。焦点が合わせやすく、視線移動(前後方向)も抑制されるはずです。

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Aピラーが後方に約35mm下げられたことで、前席の圧迫感が気になるところ。しかし運転席に座ってみると、水平基調のインパネとアイポイントの高さもあって閉塞感はほとんど抱かせません。さらに、Aピラーの断面形状の工夫により圧迫感を抑制しているのも効いているようです。

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細部では、シートのステッチにあえて太めの糸を使い、粗めのピッチとすることでSUVらしい力強さを表現。さらに、隙間や段差などを極力なくすことで上質さが追求されています。

(文/塚田勝弘 写真/ダン・アオキ、塚田勝弘、マツダ)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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