スバルの7人乗りSUVコンセプト「VIZIV」は「トライベッカ」の後継か?【ロサンゼルスオートショー16】

2016年のロサンゼルスオートショーにて、スバルが次世代フラッグシップとなる大型SUVのコンセプト「SUBARU VIZIV-7 SUV CONCEPT」を世界初公開しています。

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同社としては史上最大サイズ(全長5200mm・全幅2030mm・全高1860mm・ホイールベースは2990mm)というミッドサイズSUVは、3列シート7人乗りで、2018年に北米市場でローンチ予定の次世代SUVの「サイズ感」を表現するコンセプトカーということです。

さて、日本では3列シートのスバル車というと、エクシーガ・クロスオーバー7を思い浮かべるところですが、北米向けとなると「トライベッカ/B9トライベッカ」というモデルが存在していました。2014年でディスコンとなっているトライベッカですが、「SUBARU VIZIV-7 SUV CONCEPT」は、その後継モデルと見ることができます。日本では発売されなかったトライベッカですが、2005年の東京モーターショーで参考出品されたことがあるので、記憶に残っているファンも少なくないかもしれません。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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