さぁ、いよいよPit lane Walkの時間がやってきました!
セッションスタート前の待機列に並んでいると、突然前からウェーブが発生。何事かと見ていると、係の人が待機しているファンを盛り上げるために「ウェーブやるぞー!」と声をかけているではありませんか。もちろん、私も一緒にジャンプ! アメリカGP、みんな明るくて最高です!!
ドライバーが出てこないかな、と思いマクラーレンホンダのガレージの前で待っていると、ジェンソン・バトン選手ファンというオースティンに住んでいるMicheleさんと意気投合! F1が大好きで、シンガポールGPとマレーシアGPに行った事があるそう。日本にはお仕事で来た事があり、日本も大好きな国のひとつと話してくれました。
来るか来ないか分からないバトン選手をガレージの前で待っているのもなかなか大変ですが、Micheleさんのおかげで楽しい時間を過ごせました(^^)。
現地のF1ファンの方とお友達になれるのも、海外観戦の魅力です。その間にも、現地でないと見られない様々なシーンに出くわします。
ザウバーのフェリペ・ナスル選手(ザウバー)を発見。ステアリングを持ちながら、神妙な顔で話していましたが、何か問題でもあるのでしょうか?
バトン選手を待つこと1時間30分。残念ながら姿を見る事ができませんでしたが、ピット作業の練習の様子を見るとこができました。
F1好きにとってはまさに宝箱とも言える、黒いBOXの中からいろいろとお宝が出てきました。部品をひとつひとつ見ると、何に使う物なのか分からない物もありましたが作業を見ているうちに使用目的が分かってきました。どうやら、この後のタイヤ交換練習で使用するホイールガンとホイールナットのようです。
ピット作業の練習は何度も何度も行われました。まずはクルマを停止させた状態で、次にマシンが入ってきたことを想定し後ろからマシンを押し入ってくるところから、そして最後はレース同様にクルーがガレージの中からタイヤを持ってスタンバイするところから。と、合計30回はゆうに超えていたのではないでしょうか。
ストップウォッチでタイムを計る人、全体を見て意見を言いう人などもいました。どのような意見が出ていたのか、気になります。
何度も何度も練習を重ねていた、マクラーレンホンダ。このような努力があるからこそ、全てのタイヤ交換を約3秒以内で終わらせてしまう、神業ピット作業ができるのですね。F1のピット作業は何度見ても鳥肌物! レース中は、各チームのピット作業にも要注目ですよ!!
(yuri )