TOYOTA GAZOO Racingの名前が確実に歴史に刻まれた、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レース。レース終了残り3分まで誰もがトヨタ悲願の初優勝を信じ、「いよいよ歴史的瞬間が見れる!」と胸の高鳴りが止まらなかったですよね。皆さんご存知の通り、とても残念な結果に終わってしまいましたが、あの興奮を今度は日本で見ることができちゃうんです!
WEC第7戦富士6時間レースが10月14日(金)~16日(日)富士スピードウェイで開催されます!!
そんなWECについて、もう一度簡単にご説明いたします。
WECの車両は大きく分けてスポーツプロトタイプカーとグランドツーリング(GT)カーの2種類があります。その中で車両規定などにより更にクラス分けをし、「LMP1」「LMP2」「LMGTE-PRO」「LMGTE-AM」の4つのクラス(WEC富士エントリー台数:LMP1クラス8台、LMP2クラス11台、LMGTE-proクラス7台、LMGTE-Amクラス6台)が混走して戦うのもWECの面白いところ。
スピードの違うマシンが混走してレースを行うということは、いたるところでオーバーテイクが発生! いくらスピードは違えど、コース上でマシンを抜くのは至難の業ですよね。一歩間違えれば、接触してしまい大事故に繋がることもありえます。しかもあのスピードで抜いていくのです。見ているほうは興奮せずにはいられません!!
トヨタは自動車メーカー系ワークスや有力プライベーターが参加するLMP1クラスに参戦。LMP1は独自設計が許されており、ハイブリッドカーを対象とするLMP1-Hybridと、ハイブリッドカー以外を対象とするLMP1non Hybridに車両規定が分かれています。