新型セレナのベースデザインは、押しの強いハイウェイスターだった!

■グローバルな新世代デザインと「BIG,EASY,FUN」のセレナらしさの融合

新型セレナのスタイリングは、日産のグローバルデザインである「エモーショナル・ジオメトリー」と、ファミリーを象徴するセレナのコンセプトである「BIG,EASY,FUN」をいかに融合させるかが、大きな課題でした。

言うなれば、「革新と保守の融合」という難しいデザイン・チャレンジだったのです。

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開発初期デザインでは、日産の最新トレンドであるVモーショングリルやフローティングルーフ、ブーメランランプで構成。さらに彫りの深いサイドのシュプールラインやリアサイドラインのキックバックを織り込み、革新の塊のようなデザインが採用されました。

一方でカプセルキャビンをイメージして、居住空間を最大限確保しているところが、セレナらしさだといえるでしょう。