日産デイズ、ルークスが一部改良で抗菌仕様シートにアップデート。新ボディカラーを追加

■デイズは後席クッションの厚みも増し、快適性を向上

2022年9月15日(木)、日産は、軽ハイトワゴンのデイズ、軽スーパーハイトワゴンのルークスの一部改良を実施しました。

デイズ、ルークスともに、シートが抗菌仕様にアップデートされています。表面に付着した菌の繁殖を抑制し、クリーンで快適な車内を維持できます。コロナ禍だけにうれしい装備といえるでしょう。

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写真は「デイズ プロパイロットエディション ファイントーン(2WD)」

両モデルとも燃費の向上が図られています。デイズのWLTCモード燃費は、19.4〜23.2km/L。ルークスの同燃費は、17.5〜19.0km/L。

また、デイズは後席クッションの厚みが変更され、座り心地が高まったそうです。

さらに、デイズには、撥水加工シートや「インテリジェント アラウンドビューモニター」が標準化された特別仕様車「ファイントーン」も設定されました。黒とベージュのハイコントラストが印象的な特別な内装、充実の安全装備が特徴です。

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「ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2WD)」

一方のルークスは、「ハイウェイスターXプロパイロットエディション」に、15インチタイヤ&アルミホイールが標準装備されたことで、さらに魅力的な仕様になっています。

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「デイズ インテリア ハイウェイスターX プロパイロットエディション ファイントーン(2WD)」の内装

ほかにもルークスには「Xターボ」グレードも新設されました。ボディカラーも一部変更されていて、デイズに「ホワイトパール/アッシュブラウン」の2トーンを、ルークスに「ソーダブルー/アッシュブラウン」の2トーンが新たに追加されています。

●デイズ・ボレロ、ルークスのAUTECH、アーバンクロム、ライフケアビークル(LV)の各モデルも一部改良を実施

カタログモデルの変更に伴い、日産モータースポーツ&カスタマイズが手がける、デイズ・ボレロ、ルークスのAUTECH、アーバンクロム、ライフケアビークル(LV)の各モデルも一部改良を受けています。デイズ・ボレロとルークス・アーバンクロムがカタログモデルと同様、抗菌仕様のシートに変更されています。

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デイズ・ボレロの外観

また、デイズ・ボレロ、ルークスのAUTECH、アーバンクロム全車の燃費性能をベース車と同等に向上。さらに、デイズ・ボレロは、カタログモデルと同じように「インテリジェント アラウンドビューモニター」が標準化されるとともに、後席クッションの厚みが変更され、良好な座り心地が得られるそう。

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ルークス AUTECHのエクステリア

ルークスAUTECHには、待望のターボグレードが新設され、ルークス・アーバンクロムには、ボディカラーに「フローズンバニラパール」「ホワイトパール/チタニウムグレー 2トーン」「アメジストパープル/フローズンバニラパール 2トーン」の3色が加わっています。

ルークスのライフケアビークル(LV)も抗菌仕様のシートになったほか、燃費性能をベース車と同等に向上。また、ボディカラーに「ソーダブルー/アッシュブラウン」の2トーンが加わっています。

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ルークス 助手席スライドアップシートの外観

助手席スライドアップシートは、ターボグレードを含む、2WDの全グレードをベースとすることで、よりニーズにマッチするラインナップになっています。

加えて、助手席側スライドドア部のオートステップを新たにオプション設定とすることで、乗降をサポートする2つのアイテムを1台に同時に装備することが可能に。

ほかにも、オートステップ付車は、乗降時や乗車中に使用できるグリップ、汚れが簡単に拭き取れる防水シートなどのアイテムがオプション設定され、家庭での使用だけでなく、福祉施設や病院などの送迎用にも対応するバリエーションになっています。

●価格
デイズ:133万2100円〜190万7400円
ルークス:146万3000円〜209万2200円
デイズ・ボレロ:151万1400円〜164万5600円
ルークスAUTECH:179万7400円〜204万8200円
ルークス・アーバンクロム:183万1500円〜216万3700円
ルークス 助手席スライドアップシート:172万5000円〜217万5000円
ルークス・オートステップ付車:158万9500円〜221万8700円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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