ニュルブルクリンク24時間耐久レースGT-Rの勇姿を振り返る。【ニュル24h決勝日まとめ動画】

ニュルブルクリンク24時間レースに参戦した日本車勢の中でもGT-Rは、参戦前から今回のレースで収集できたデータやパーツ等を市販車にフィードバックすることを明らかにしていました。

今回参戦していたのは日産のワークス体制。しかもチームはGT-Rの生みの親とも言われる水野和敏氏の他、GT-R の開発スタッフ、テストドライバー、エンジニア等まさに次のモデルのテストの為ではないかとも思えるそうそうたるメンバーで挑みました。

レースを振り返り水野氏はクラス優勝した123号車(総合32位)より、マシントラブルに見舞われながらもクラス2位でフィニッシュした23号車(総合99位)の方に付いての事を多く語っていた事が印象的でした。優勝に浮かれる事無く冷静にレースを振り返る姿にエンジニア魂を感じました。

また動画の中で水野氏は、今回のレースにテストとして組み込んだパーツを市販車に組み込むことも明らかにしていました。

GT-Rの追加バージョンかはたまた2013モデルか、この組み込んだパーツが明らかになるのはもう少し先になるようです。

(井元 貴幸)