トヨタ自動車がミシガン大学との「人工知能」研究に2,200万ドルを投資

ミシガン大学では、ヒトやモノの移動をより安全で効率的なものにするため、コネクティッドカーや自動運転車の革新に向け、産学官連携を密に進めており、トヨタとの連携拡大は目標達成への取り組みを加速させることになるとしています。

トヨタでは既にスタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)とも研究を進めており、「TRI」のギル・プラットCEOは、より安全・安心で効率的な移動手段を提供すべく、ミシガン大学の研究者や学生と共に、新たな人工知能技術の開発に取り組んでいく考えを示しています。

自動車メーカーでは、テスラや日産が「自動運転」の分野で先行するなか、トヨタ自動車における人工知能の研究成果がどのようにクルマやロボットに反映されるのかが注目されます。

Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)

【関連記事】

開発を急ぐ新技術は「守護天使」!? トヨタの研究部門の計画とは?
https://clicccar.com/2016/06/23/380973/

トヨタが人工知能「AI」の開発で米Google傘下のロボット会社を買収か?
https://clicccar.com/2016/06/13/377613/

トヨタ自動車、伊勢志摩サミットで生活支援ロボットをPR!
https://clicccar.com/2016/06/03/374432/

トヨタ自動車が「ライドシェア」のUber社に戦略的出資!
https://clicccar.com/2016/05/25/373938/

トヨタ、ミシガン州に新拠点を開設し、「自動運転」の研究を加速
https://clicccar.com/2016/04/18/365468/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる