トヨタ自動車がミシガン大学との「人工知能」研究に2,200万ドルを投資

トヨタ自動車は今年6月、人工知能技術研究会社「TRI」の新拠点を米国ミシガン州アナーバーに開設しました。

TRI

カリフォルニア州、マサチューセッツ州に次ぐ第3の拠点となるもので、アナーバーの「TTC」(トヨタ・テクニカル・センター)の自動運転研究チーム約15名が新拠点に異動、全体の陣容は約50名程度になっている模様。

新拠点では徒歩圏内にあるミシガン大学との連携により、人工知能関連の研究を加速させる考えのようで、今後4年間に渡り2,200万ドルを投じてクルマの安全性向上、生活支援ロボット、自動運転の取り組みなどで協力していくそうです。

TOYOTA_Highway_Teammate

ミシガン大学は自動運転など自動車安全に関する研究で優れており、アナーバーには「TTC」が運営を支援する走行実験施設「Mcity(エムシティ)」が存在するなど、自動運転研究を拡大するうえで絶好の拠点。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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