「スバル・BRZ」の毎年の進化はマイナーチェンジへの伏線だった!?

振り返ると、21世紀に入ってから数年でスポーツカーは、その存続が危ぶまれていました。一部の高性能モデルは販売が続いていましたが、その一方で手頃なスポーツカーは姿を消していき、「もはやこれまで……」と嘆いていた方は多いのではないでしょうか?

そんな冬の時代に舞い降りた「BRZ」と「86」。

スバルとトヨタのコラボで生みだされたこの2台は、後輪駆動(FR)を採用するだけでなく、低重心が魅力の水平対向エンジンを搭載し、トランスミッションは6速のATとMTを設定。

価格も手頃だったことから瞬く間に注目を集め、スポーツカーひいては運転することの楽しみを再び味わわせてくれる救世主となりました。

あれから4年。スポーツカーはもちろん、クルマそのものに走る楽しみという潤いをもたらしたこの2台に内外装からパワートレーンにまで及ぶ大規模なマイナーチェンジが行なわれました。

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