「ラウンド・オブ・14」レポート・室屋選手、相手にプレッシャーを掛け準決勝へ!【レッドブル・エアレース2016】

【Heat5】

マット・ホール(ランキング8位)

Hall-R14

昨年2勝、ランキング2位だったホール選手は昨年の千葉戦でも2位を勝ち取っており、室屋選手に次ぐ注目度です。 今年から機体もスポンサーカラーで一新、練習セッションも常に上位3人に入る安定感をここでも見せ、1:05.029のタイムを記録します。

フランソワ・ルボット(ランキング7位)

LeVot-R14

フランスのトップガン教官をこなす実力派ながら、2世代前といわれる機体で奮闘するルボット選手。インコレクト レベル(機体の水平保持不良)で2秒ペナルティを受け、1:11.064。ホール選手が勝ち上がります。

【Heat6】

ファン・ベラルデ(ランキング13位)

Velarde-R14

今年、昨年チャンピオンだったボノム選手の機体を譲り受け、第2戦では予選トップを獲得。直前に対戦相手イワノフ選手の 棄権が耳に入っており、1:06.604でフィニッシュしました。

ニコラス・イワノフ(ランキング2位)

Ivanoff-0604

まさかの体調不良でスタートできず棄権。コックピットで手で顔を覆う姿が大型モニターに大写しになると 会場から悲鳴が起きます。今年の開幕戦で優勝し、チャンピオンシップランキング2位。昨年の千葉戦でも予選トップ だった注目選手。予選が中止になった会場に赴いて、一人だけサイン会を行っていたイワノフ選手。無念の棄権・敗退です。

【Heat7】

ペトル・コプシュタイン(ランキング14位)

Kousfstein-R14

今年から参戦のコプシュタイン選手。スラロームの振り幅が大きく、タイムは1:06.752と伸び悩みました。

マティアス・ドルダラー(ランキング1位)

Dolderer-R14

ランキングトップのドルダラー選手はコース両端のターニングマニューバーをコンパクトにまとめ、1:05.125。順当にラウンド・オブ・8に勝ち上がります。

ラウンド・オブ・14全てのヒート(対戦)が終了し、タイム順にラウンド・オブ・8のヒートが決定しました。ファステストルーザーはハンネス・アルヒ選手。全体4位のタイムを記録し、敗者復活。ラウンド・オブ・8へ進出します。

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(川崎BASE・Photo:Y.kanoh)