レーシングドライバー・モリゾウ選手とトヨタ自動車・豊田章男社長がいる現場

B

さて、今年はTOYOTA GAZOO RACINGがアルテッツァで参戦してから10年目の区切りを迎えました。

そういうこともあってか、トヨタ自動車の関係者そして関連企業の重役クラスの方々の来場が非常に多く、トヨタ自動車社内外でこのレースのプレゼンスが大変高まっていることがよくわかります。

そして、今年もドライバーのラインアップにモリゾウ選手、つまりトヨタ自動車の豊田章男社長がエントリーされていました。世界の豊田社長が重視するイベントとあっては、周囲の方々も見逃すわけにはいきません。

レースウイークの木曜日には「今年は走らない」とこれまで言ってきたモリゾウ選手がレーシングスーツを着て予選1回目の現場に登場しました。

実際のところは、現場の皆を驚かせてやろうと、サプライズでレーシングスーツを着たのだといいますが、いざモリゾウ選手が現場に到着してみると、チームの誰もが「マシン、準備できています」と、予選出場が当然だという対応をしたのだそうです。

「断ることもできなくなってしまってね。乗らないわけにはいられなくなっちゃったんですよ」と笑いながら、そのときの様子を語ってくれたモリゾウ選手。

でも、本当は走る気満々だったのだと、勝手に思っています。