完成車のエンジンルームに目を移すと、シリアルプレートに「Morizo(モリゾー)」のサインが入っており、フレームナンバーにも「86」の数値を入れるなどのコダワリがみられます。
開発責任者の多田哲哉チーフエンジニアにお伺いしたところ、100台限定車両価格648万円の「86GRMN」に対して、3,000件を超える問い合わせが殺到したそうで、現在では既にほぼ全ての購入者が確定しているそうです。
チューンショップ関係はもちろん、一般客からのオーダーも多かったようで、中には「価格は問わないので、とにかく購入したい」との問い合わせもあったとか。
このようにニュルブルクリンクで鍛えられた“メイドインジャパン”の「86GRMN」は豊田章男社長が主導する「もっといいクルマづくり」を具現化すべく、開発と製造部門が一丸となって生み出された手作り感満載の一台になっていました。
このクルマを手に入れた方の満足そうな笑顔が思わず浮かんで来そうです。
【関連記事】
燃費リッター41.1km! トヨタ2000GTがアクアの技術で現代的に蘇った!
https://clicccar.com/2015/08/27/323726/
ニュルで熟成した究極のハチロク「GRMN86」登場!【東京オートサロン2015】
https://clicccar.com/2015/01/13/288255/
厳選! オートサロンで見かけたステキな“トヨタ86”たち!!
https://clicccar.com/2013/01/18/210786/