日産は独自のバッテリーで電気自動車の600km走行を目指す

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日産では1992年から自動車用の駆動バッテリーとしてリチウムイオンバッテリーの開発を進めていたといいます。また、リーフなどにも使われているラミネート構造のバッテリーセルは独自に開発した技術と主張するもので、コスト面でもパッケージ面でも有利な構造だということです。

ラミネート構造は強度的に不安に思うかもしれませんが、これまでバッテリーに起因する事故は起きていないというから安心ですし、新しい30kWh仕様に使われているバッテリーでは容量保証も8年間・16万kmへと延長しています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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