そこで、同じFCVのトヨタ・ミライと今回発売されたホンダクラリティ・フューエルセルとはどこが違うのかを検証してみました。
まずボディサイズですが、ミライは全長4890mm×全幅1815mm×全高1535mm。ホイールベースは2780mmです。一方のクラリティ・フューエルセルは全長4915mm×全幅1875mm×全高1480mm。ホイールベースは2750mmです。
クラリティ・フューエルセルのほうが全幅は60mm広く、全高は55mm低いので、ロー&ワイドなスタイリングとなっています。
続いてパワーユニットです。
まずパワーユニットの搭載位置ですが、ミライは駆動ユニットを前方に置き、燃料電池スタックは床下に搭載しています。一方のクラリティ・フューエルセルは、駆動ユニットと燃料電池スタックを一体化し、フロントに置いているという違いがあります。
さらにミライの最高出力はFCスタックが114kW(155ps)、そしてモーターが113kW(154ps)。タンク容量は60+62.4Lで合計122.4L。一充填走行距離は約650km(JC08モード)となっています。
一方のクラリティ・フューエルセルの最高出力はFCスタックが103kW(140ps)、そしてモーターが130kW(140ps)。タンク容量は24+117Lと合計141Lで、一充填走行距離は約750km(JC08モード)となっています。
乗車人数がミライは4人乗りに対して、ホンダクラリティ・フューエルセルは5人乗りです。