最後は安全装備と価格です。
ミライはミリ波レーダーを使用したレーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)をはじめ、衝突被害軽減回避のプリクラッシュセーフティシステム、車線逸脱を注意喚起するレーンディパーチャーアラートが標準装備です。
一方のクラリティ・フューエルセルは衝突軽減ブレーキ(CMBS)、歩行者事故低減ステアリング、渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)LKAS(車線維持支援システム)などがセットになったホンダセンシングを標準装備しています。
価格はミライが723万6000円。そしてクラリティ・フューエルセルは766万円とややクラリティ・フューエルセルのほうが少々高くなっています。
気になる納期ですが、クラリティ・フューエルセルは2017年秋から個人向け販売を開始しますが、ミライは現在注文しても、納車は2019年以降(2016年2月22日現在)となります。
もしかすると、ミライより先にクラリティ・フューエルセルのほうが納車なんてことになるかもしれません。今、FCVが欲しい!と思ったらクラリティ・フューエルセルを注文するほうがオーナーへの近道かもしれませんね。
(萩原文博、撮影・小林和久)