新星アウディQ2登場。日本上陸すれば扱いやすいサイズでヒットの予感!

若いユーザーをターゲットに据えたというアウディQ2は、あえて定石どおりのプロポーションとすることで、アウディの「Q」シリーズのなかでも独自のキャラクターを与えられているそう。

また、オーナーの好みに応じて、多くのディテールをカスタマイズすることが可能で、装備ラインも2種類用意され、内・外装に鮮やかなカラーが設定されているのも特徴。

シートポジションは、ステアリングホイールに対して低めのスポーティな設定とされています。アウディお馴染みの装備になりつつあるフルデジタルの「アウディバーチャルコックピット」とヘッドアップディスプレイもオプションで用意。

インフォテイメントシステムには、オンラインコンポーネントの「Audi connect」が搭載された「MMIナビゲーションプラス」などを用意されています。

安全装備では、「アウディプレセンスフロント」により歩行者やほかの車両との衝突回避が図られるほか、オプション設定されたスタート・ストップシステムおよび「トラフィックジャムアシスト」機能付きの「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」も設定されています。

アウディQ2のパワートレーンは、計6タイプのTFSI(ガソリン)もしくはTDI(ディーゼル)エンジンを搭載。パワーレンジは85kWから140kW(116~190ps)で、すべてのエンジンに素早い変速が可能なDCT(デュアルクラッチトランスミッション)のSトロニックが組み合わされています。

Geneva Motor Show 2016

さらに、110kW(150ps)以上のモデルでは、「quattro(フルタイム4WD)」システムを搭載し、プログレッシブステアリング(累進的なギヤ比を採用する機構で、低速域や駐車時には少ない操作で取り回しが可能で、コーナーではクイックな設定になる)を標準化。

可変ダンパーと「アウディドライブセレクト」のシステムをオプション設定としたことで、非常に機敏なハンドリング性能を実現しているとのこと。なお、アウディQ2の販売は、ヨーロッパでは2016年秋からの開始予定となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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