ホンダが2030年を目標に販売数の2/3を「電動車」化する!

ホンダの八郷社長が2月24日、今後の経営方針に関して都内で記者会見し、2030年をめどに商品ラインアップにおける販売数の3分の2をPHVやFCV、EVなどのゼロエミッションビークルに置き換えることを目指すと発表しました。

HONDA(出展 HONDA)

同社はCO2削減に向け、「ダウンサイジングターボエンジン」とともに「PHV」を今後の電動化の中心と定め、2018年までに北米市場に新型PHVを投入するそうです。

2020年まではガソリンエンジンの改良とHV、PHVで展開していく考えのようで、ZEV規制にもPHVで対応する模様。

一方、今年の3月に量産型FCV「CLARITY FUEL CELL」の国内リース販売を予定しており、GMと共同開発中の次世代型燃料電池システムは、2020年頃の商品化に向けて、生産・購買を含めた次の段階へ移行させる考えとしています。

またリチウムイオン電池を進化させた航続距離の長い「EV」を2020年の段階で投入する予定で、これにより、電動車のラインナップが揃うことになります。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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