新世代モビリティ「ホバーボード」の安全性が高まる規格が誕生

立ち乗りする新世代モビリティとして注目を集めているホバーボード(電動セルフバランス・スクーター)ですが、安全性への問題が指摘されています。

とくに火災については、世界各地からインターネット上にアップロードされ、『ホバーボード 火災』といったキーワードで検索すると、衝撃的な画像や動画を見ることができる状況です。

UL_hobber

今回、アメリカでバッテリーなどの第三者安全科学機関として経験を積んできたUL Inc.が、新たにホバーボードに関する構造評価や試験手法「UL2272」を確立、UL認証の受付を開始したということです。

なお、UL認証の適用範囲は、『電池ならびにその充電装置を含む動力伝達装置』。同社日本法人でも「UL2272」に関する問い合わせは可能となっています。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる