マツダの人馬一体の走りは雪上でもi-ACTIV AWDのおかげで可能に

クルマがドライバーの思いのままに走るというと、ドライ路面でのワインディング走行を想像しがちですが、雪道のような滑りやすい路面などにおいて、思いのままに走るというのはクルマの基本である走る、曲がる、止まるがキチンとできることだと考えます。

PHOTO_012 PHOTO_013

今回のテストで2WDも横滑り防止装置を標準装備したことでかなりのレベルまでがんばって走ってくれるのですが、やはり思いのままに走れる状況は限られます。

今回はテストコースでしたが、これが一般道だとしたら、どれだけ回りに迷惑をかけることになるのかと思うとゾッとしました。

降雪地に住んでいる人やスキー、スノボに行く人はこの時期スタッドレスタイヤに履き替えるでしょうが、都市部や非降雪地域の人の多くは冬でもサマータイヤのままで走行します。

今回私が体験したコースは決して特殊なものではなく、都市部でもこんなシチュエーションがあるなと感じるシーンは多かったです。

自分はスキーに行かないから4WDやスタッドレスタイヤは必要ないなと思っている方。一度マツダのi-ACTIV AWD車を試してみるとその考えは変わると思います。

(文:萩原文博/撮影:前田惠介)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる